奥尻の朝

7月23日(起)

ここ稲穂地区は奥尻の最北端。東北西の3方を海に囲まれ風通しが良い。昨晩は窓を開けて寝たが、途中寒くて目が覚めた。しかし、陽が昇ると一気に気温が上がる。

民宿いなほは朝も旨かった。

奥尻の朝はイカで始まる」

と言われるそうだが、その通りの朝食。豪快なイカ刺とイカ飯。そうめん風のイカ刺はこれだけでイカ3匹(杯)分! また、小型のイカはイカ飯にするという。イカだけでも腹一杯だ。

ただ、更なる「高級デザート」があるのがこの宿の凄いところ。

おばあちゃんが

「今朝はじいちゃんが漁に出た。海辺の番屋に行って食べてきな。」

と言うので、行ってみると、採ってきたばかりのウニが籠に山ほど入っていた。声をかけると

「民宿のお客さん? これ貸すから食べていきな」

殻を割るハサミ(?)とスプーン、そしてウニを適当に6個位(?)掴んで渡してくれた。

これまで殻付きウニは何回も食べてきたが、これだけ美味いのは初めてだ。殻を割ると中身がぎっしり詰まり、ウニの食べかけの昆布がメカブみたいなっている。ウニ自体はもちろん、この昆布も旨い。ウニもいいものを食っているもんだ。宿からご飯を持ってくればよかったか…

ウニは惜し気もなくくれるし、しかも、タダ! 奥尻はまさに海鮮天国。

フェリーターミナル(奥尻中心街)まで送ってもらい、近くを散歩。快晴の青空を見上げると、街灯がウニの形をしていた。

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