それぞれの合宿(1)/SS

2日後。部員は静岡の月乃宮の別荘に向かった。東京から車で高速を走って1時間で静岡入り。

そして別荘まで車でいくのだが、到着してみると---------

全員して (゜д゜) ←こんな顔。

温泉街の外れにある月乃宮別荘。外観は真っ白で、コンクリ外壁。あたりは森林や湖があって癒しの空間なのになぜか建物が豪華すぎて周囲から浮いている。そして一般住宅の3倍くらいの建物で、たくさんの窓がある事から大人数でも泊まれそうだが・・・・

とりあえずこれは別荘が?という大きさである。

アイリーン「1人ひと部屋です。誰がどこという決まりはありませんので好きなところをつかってくださいな」

一気に駆けだす部員。我先に景色の良い部屋をとろうと別荘に向かっていく。部員に良いところを使ってもらって余ったところでいいと思っている燿とそれに従わされている響介を呼び止め、アイリーンは2人を相部屋にした。

相部屋に荷物を下ろす2人。そして響介は深い溜息。

響介「はぁ・・・・。ゴールデンウイークに女の子と旅行だってのに、なんで男と相部屋なのさ」

燿「君が盗撮に行かないように見張っておけって事だからね。日頃の君の行動からしたら当然じゃないか?お、テレビと冷蔵庫もある」

燿は備え付けに空調にベッド、テレビになぜかついている冷蔵庫を見回して口笛。

響介「残念だったな風祭。お嬢様と相部屋じゃなくて」

燿「な、何を言っている!?ぼ、僕とアイリーンさんは中学生らしい清き交際をだな・・・・!!」

響介「何言ってんだよ。中高生の男なんざ、煩悩の塊だっての。オイレっちなんてののかちゃんとprprしたいっつうねん」

prprとは何なのか。怖くて聞けない。「さて」と言いつつ響介はプロ仕様のような高そうなカメラを持ってドアへ。早速盗撮に行くつもりか。燿を後ろから羽交い絞めにしてそれを阻止。

響介「盗撮?こんなまっ昼間からするかっての。まぁいつもしてるけど、これから新聞用とアイドル部ホームページ用のどんなところで合宿したという風景を撮影しにいくトコだったのに」

燿「あ・・・・すまない・・・・そうだよな。君も仕事する時はするよな。一方的に決めつけて悪かった」

「気にするな」といいつつ部屋を出て行くと、廊下にいたらしいののかを誘って出かけていった。風景を撮るついでにデートか。うらやましい。ただ静岡の温泉街だとしても、スキャンダルは避けてほしい。

2人でお出かけ・・・・

燿「・・・・僕も誘ってみようかな・・・・合宿のランニングコースの下見とか言って」

と呟きつつ燿も部屋を出て行った-------------

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